自作PC制作記録 [組立編]
今回は、以下のブログで紹介したパーツを実際に組み上げていきます。
地震の影響もあり、パーツの到着が一部遅れてしまっていたので、
組み上げに時間がかかってしまいました。
大体の手順は以下の通りです。
下調べをきちんと行っていれば組み上げ自体は簡単ですので、
一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
②CPUクーラーの取り付け
③ケースにマザーボードを取り付け
④ケースに電源を取り付け
⑤各種電源ケーブルの接続
⑥HDD、SSDの取り付け
文章にしてみると意外と簡単そうに思いませんか?
自作PCは自分の好きな性能にできたり、自由なケースが使えたり、単純に安上がりだったりというメリットがあります。
個人的には、BTOに比べて自由度が高いことが自作PCの最大のメリットだと考えています。CPUの違いなどでマザーボードに制約が出ますが、その他のパーツは別のPCへの流用も可能ですので、パソコンのアップグレードなども一台組んでしまえばかなり安く済ませることも可能です。
最初にも述べた通り、下調べを入念に行えば簡単に安く高性能PCが入手可能なのです。しかし、自分はあまり考えずにパーツを選定したために今回の組み上げでトラブルが発生しました。
今回は簡易水冷のCPUクーラーを選定したのですが、天面の排気方向にファンをつけてラジエーターを冷やす計画をしていました。
ラジエーターを吸気側につけると、冷たい空気がラジエーターに当たるためCPUが冷えやすいというメリットがあります。その一方で、ラジエーターを通過することで空気が温まり、PC内部には温かい空気が侵入するため、全体が冷えにくい可能性があります。これは内部が高温でなければ問題ないのですが、内部温度が上昇すると、PC全体が高温になり、強制終了などの問題が起こる可能性があります。
そのため、排気側につけることが望ましいのですが、今回ラジエーターのサイズを確認しておらず、マザーボードと接触し、天面につけることができませんでした。
仕方なく、今のところは吸気側にラジエーターを設置しています。
もう少し大きなミドルタワーのPCケースを選定するか、もう1サイズ大きなPCケースを選んでいればこのようなことにはなっていなかったと思います。
自分も含め自作PC初心者はどのような内容を下調べとして行うべきなのかわからないと思います。
パーツのサイズや配置、その配置は自分の選んだPCケースで実現可能なのかはじっくり調べないとよくわからないと思いますので、調べるか、誰かが作った自作PCを参考に一部の部品を決めてしまうなどすれば不要なトラブルは回避できると思います。
これを機に自作PCを作る人が増えるといいなと思います。
次回はOSインストール、動作の所感などを書く予定です。